急なお通夜・・・喪服を用意できない時の服装術

「仕事中、突然お世話になった方の訃報が・・・今夜のお通夜に着ていく喪服は持ち合わせていない」

さて、どうしよう?

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市のビスポークテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

不測の事態です。

もはや喪服を用意する時間などない場合、皆さんはどうされていますか?

お通夜に伺う際に失礼にならないよう、一般的な項目でチェックリストを作ってみましたので、正しいと思われるものが幾つあるか考えてみて下さい。

正しいと思われるもの・・・幾つありましたか?

正解は5つ。

1. ○ ビジネスで着用するようなダブルジャケットであれば差し支えないでしょう。

2. × 急なお通夜と言えども派手な柄のネクタイはNGです。

    代替ネクタイがなければ外すのも一つの方法です。

3. × 男性が弔事で許されるアクセサリーの類やジュエリーは「結婚指輪のみ」とお考え下さい。

4. ○ ビジネスで着ているジャケパンスタイルはOKと考えて良いでしょう。

5. ○ 一定の状況(友人の結婚式など)を除いて、冠婚葬祭で時計は身に着けません。

6. × ウイングチップはビジネスシューズの範疇ですから、急なお通夜の場合はOK。

7. ○ ビジネスで履けるようなブーツであればOK。

8. × 極力スニーカーは避けた方が良いでしょう。

9. × ポケットチーフは装飾品と捉え基本的に刺しません(ブラックチーフのTVホールドは可)。

10. ○ ビジネススーツは許容範囲です。

しかしながら、上記はあくまでも「急なお通夜」の場合に限り、派手な要素は一切削ぎ落し、地味なスタイル最優先を心がけることが原則とお考え下さい。

もちろん、お通夜までに日数がある場合は喪服で伺うことがマナーと言えましょう。

とは言えこのケース(急なお通夜)の場合でも、形(身なり)ばかりでなく「着替える暇もなく駆けつけた」という故人への弔いの気持ちを表すことやご遺族の悲しみに寄り添うことが最も大切ですから、普段着や作業着・もしくはスニーカーであれ、まずもって駆けつけるということが肝要ですよね。

ですから、冒頭で「正しいと思われるものが幾つあるかお考え下さい」とは申し上げましたが、「本当に大切なこと」に心を配りながらコトの本質にお応じた行動をとることが、本来的な正解なのかも知れません。

但し、喪服以外で伺った場合は「ご遺族に断りを入れる」ことをお忘れなく。

「知っているけど、取るものも取り合えず致し方なく喪服以外で伺いました」という意思表示。単なる「世間知らず」ということにならないよう気を付けたいものです。

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