オーダーメイドで仕立てた‟ジャストフィットスーツ”に日々袖を通すということ
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
N様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
ビジネスで袖を通すスーツ
初めてオーダーを承ったN様は、ご来店当日にお電話で空き状況をご確認いただいた上でご来店いただきました。普段からビジネスでスーツを着用していらっしゃり、オーダーでスーツを誂えられた経験もおありであるということから、あらかじめご自身なりのこだわりを持ちつつ生地選びなどのプロセスを愉しんでいただけのではないかと推察致します。

スーツは動きやすく・着やすいのか?
オーダー内容は2Pスーツが2着・ワイシャツが2着。いずれもお仕事で着られるとのこと。
『スーツ=戦闘服』であり、故に着倒す服なので取りあえずスーツの体を成して着られれば良い・・・という考え方もありますし、現にデスクワークだけというわけにもいかず、作業服的な着方をせざるを得ない方も多いとは思います。そのような場面では(スーツという衣類は肉体労働等の作業を想定していませんので)当然のことながら一定の動作を超えると‟動きにくく・着にくい”代物となります。
それでも・・・動きやすく・着やすいスーツを着るのではなく、(例えオーダーメイドでなくとも)でき得る限りのジャストフィットにはこだわっていただきたいのです。

ビジネススーツとしてオーダーメイドを選ぶ理由
仕事で着るスーツは量販店やファストファッションで・・・という方も時代の流れの中でいらっしゃいます。つまり伸縮が利いた動きやすく・着やすいモノ。テーラードスーツというのは前述の通り(必要以上の)動きやすさを想定しておらず、着やすさというよりは″着心地”という概念が正しいようにも思えます。私自身、時代の流れを否定するものではありませんが、(少なくとも)ジェントルブリーズではテーラードにこだわり・スーツを着た時には「スーツを着た時の所作」が存在することをお伝えしてまいりたいと思っております。

動きにくさ・着にくさを超越するスーツ
ジェントルブリーズがテーラードにこだわる答えは、下のN様の画像をご覧いただけたらお分かりいただけるのではないでしょうか。時には「動きやすく・着やすいスーツ」も良いかも知れませんが、‟大人の嗜み”としてのスーツは「動きにくさ・着にくさ」を超越した世界があるのだということを、ご存知いただけましたら幸いです。
ビジネスにおいてもプライベートにおいても、ジャストフィットスーツはあなたの人生をも変え得るのだということも。

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