マナー基本の「き」【西洋料理編】

『結婚披露宴などで洋食のコース料理が出るけど、

まずナプキンの使い方から分からないんですよね・・・』

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市のビスポークテーラー〖GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)〗です。

ジェントルブリーズは、ソーシャル&ビジネスマナーインストラクター資格を有するヤマギワが主宰しております。今回はテーブルマナーの基本の「き」として西洋料理編をお伝えしますので、何かのお役に立ちましたら幸いです。

まずはテーブルセッティングの全体像を 👆

お料理の内容にもよりますが、皆さんがテーブルに案内された時、概ね図のようなセッティングが成されています。

お料理の流れに沿ってご説明しますと・・・

①(同席した女性がいる場合は女性が取った後に)ナプキンを手に取って下さい。

 ナプキンは二つ折りにして膝の上でに置きます(折り目は「手前」、汚れが見えないように)。

②グラス類は飲んだ後「元の場所(右上)」に置きます。

 料理皿の邪魔になったりグラスを倒さないように。

③ワインを注いでもらう時はグラスを「持たない」。

 手の温もりでワインの風味が変わらないように・・・と言われています。

いよいよお料理が運ばれて来ます。

④カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーン)は「外側」から使います(デザートは最後)。

 内側から使うと外側のカトラリーに指が触れる可能性があるため、衛生上の配慮。

⑤スープは手前からスプーンですくい、「音を立てず」に流し込みます(英国式)。

 (あくまでも吸わずに)流し込む際、スプーンの先端は口元に直角にするとズムーズ。

⑥パンは「ひと口で食べられる大きさ」にちぎって食べます。

 直にかじった後に皿に戻されたパンを想像したら判然とします。

こんな時は・・・

⑦スタッフを呼ぶ時は「軽く」手を上げます。

 目立たず・スマートに・周りのお客さまに配慮しつつ。

⑧中座する時はナプキンを「背もたれか座面」に置きます。

 サービススタッフに「戻ってきます」という意思表示になります。

⑨食事が終わったらお皿の4時位置にナイフとフォークを「揃えて」置きます。

 サービススタッフに食べ終えたことを意思表示。

⑩退席する時はナプキンを「無造作」にテーブルの上に置きます。

 きちんと畳むと「料理やサービスが良くなかった」という意思表示に。

以上、今回は基本の「き」。

併せて「なぜそうしなければならないのか」という理由についても(太字で)簡単に記してみましたが、マナーとはあくまでも「思いやり」ですから、他者(他のお客さま・調理スタッフ・サービススタッフなど)への「思いやり」がベースとなっているとお考えいただきたいと思います。

【西洋料理編 まとめ】

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