自分好みの着心地を追求し‟ジャストフィットスーツ”を誂える
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
A様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
お立場・然るべき場に相応しいスーツを作る
今回A様に誂えていただいたのは、REDA社のミディアムグレーにチョークストライプ柄が施された生地を用いた2Pスーツ。落ち着いた雰囲気に品格が漂う、秀逸な仕立て上がりとなりました。
A様が、ご自身の立場を考慮しつつ「然るべき場に相応しいスーツを作りたい」というご要望でしたので、A様のお人柄も含めた佇まいが(ある種の)オーラを伴い、スーツに袖を通すことでご要望が叶えられたのではないかと自負しております。

色柄・ディテール・シルエットによってご希望の雰囲気に
スーツの近影は下の画像の通り。
一般に、グレーというのは大人の雰囲気を醸し出す色味であり、落ち着いた印象を与えつつスタイルや素材によってモダンでスタイリッシュにも、クラシックで品のある雰囲気にも変化します。ビジネスの場では知的で誠実な印象を与え、フォーマルな場では上品で洗練された雰囲気を演出するもの。
こちらのスーツは、A様の年齢に相応しい落ち着きと貫禄・そして誠実な印象を兼ね備えた一着と言えます。

それでも裏地には遊び心も。
生地と同色系の色味を選びながらも千鳥格子模様があしらわれた裏地を合わせました。そして、隠れたところにもこだわりが感じ取れる「台場仕立て」がスーツ全体にラグジュアリーな雰囲気を加味しています。

自分好みの着心地を備えた普遍的なスーツを
俗に言う「中年太り」や「メタボ体型」とは一線を画するA様は、既製服を肩幅に合わせてしまうと腰回りがダボつき、筋肉が落ちたとは言うものの太腿のサイズに合わせるとウエストがダボつくという体型の持ち主であり、絞る部位は絞り・余裕を持って着たい部位には程よいゆとりを持ったシルエットがご希望でした。
そこで、肩やバスト・ウエストはジャストサイズで仕立てながらも、腰回りや太腿周りは少しだけ余裕があるシルエットに。
ご希望を取り入れながらも、流行や時代に左右されない普遍的なスーツが完成しました。

ジャストフィットスーツの効用
「Made to Order」でジャストフィットスーツを誂えるということは‟見た目や佇まい”といった視点に留まらず、内面にも影響を及ぼすものです。そのスーツを纏うことでモチベーションが上がり・自信が満ち溢れ、やがてそれは行動(姿勢・歩き方・言動)の変容へと到達します。
A様は既に然るべきお立場であり、相応の自信と共に感情に左右されることなく仕事に取り組む姿勢などを兼ね備えていらっしゃるとは存じますが、これまで以上の高みを見据えたオーダーであったと推察致します。ジェントルブリーズと致しましても末長く・颯爽と着続けていただけましたら、これに優る喜びはございません。
この度のオーダー、誠にありがとうございました。

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