「自分をどのように見せたいか」・・・を意図したオーダースーツ
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
N様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
‟なりたい自分”を実現する生地選び
N様はお仕事柄、スーツに袖を通される機会も多いとのことでしたが、お立場を考慮すると20代という年齢もあり‟落ち着き”のある雰囲気を醸し出すために、今回はミディアムグレーのストライプ柄を選ばれました。グレーという色味は落ち着いた印象も去ることながらシックでエレガント・信頼感やプロフェッショナリズムを生む、ビジネスでは欠かせないスーツの一つと言えます。
一方ネイビーやブラウン系、チャック柄・無地などそれぞれに特徴的な雰囲気がありますので、‟なりたい自分”を踏まえて生地選びを愉しんでいただきたいと思います。
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「プロフェッショナル」であることを考慮したディテール
N様はディテールにもこだわられました。袖口のボタンは4つの重ね(キッシング)で「本切羽」とし、ラペル幅は8㎝。おもてなしのプロという印象を漂わせながらも、ラペル幅を必要以上に広くしないことで様々な場でお会いする方々とのバランスを取りました。N様はお会いする方は20代のお若い方から60代70代までの経営者まで千差万別・・・そのような方々を尊重するような仕立てを考慮されたことは言うまでもありません。
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ウェストコートで如何なる時も失礼のないように
そして、もちろんフォーマルな場にも相応しいようにとウェストコートも誂えていただきました。こちらは上衣が2つボタンであることから、Vゾーンのバランスを考え6つボタン5つ掛け。上衣を着ずにウェストコートだけというスタイルで仕事をされることも多いということですから、目上の方々に会う時などは特にワイシャツ姿になることを避けたいものです。
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その服を着て「自分をどのように見せたいか」を考えよう
N様の至極の一着。
服というのは洋の東西・カジュアルorフォーマルを問わずに‟自分をどのように見せたいか”を考えながら選ぶものですし、そのような意図を愉しく考えることがファッションなのではないかと考えます。至極のスーツ・・・「今日会う人」にご自身が感じて欲しい自分を表現できるスーツに仕上がったのではないでしょうか?
この度のオーダー、誠にありがとうございました。
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