訪問先で靴を脱ぐ時は「前を向いて」??・・・それとも「後ろを向いて」??

「先日のブログで訪問先に伺った際に‟いつコートを脱いだら良いか”という内容を見ましたが、

訪問先で靴を脱がなければならない場合は、家主に対して前向きですか?後ろ向きですか?」

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市のビスポークテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

年末年始、知人や親せきのお宅に招かれる機会も多くなります。

結論から申し上げますと、玄関にて行うべき所作は以下の流れに沿ったもので良いと思われますが、繰り返しお伝えしております通り、マナーとは「思いやり」。ですから所作そのものよりも、相手に対して優しさや思いやりの気持ちを如何に所作(行動)で表せるか・・・ということが大切です。

「ジェントルブリーズ=優しい風(そよ風)」

【靴を脱ぐ時の所作】

 ①靴は前向きで脱ぎます(先様にお尻を向けることは失礼にあたるため)。

 ②脱いだ靴はつま先を外へ向けて玄関の端に揃えます(先様にお尻を向けず斜めに向き合うように)。

 ③スリッパを勧められたら‟靴の向きを直した後に”履きます。

 ④帰るときはスリッパを脱いで靴を履いてから、スリッパを端に揃えます。

ビジネスシューズと言えば紐?!

しかしながら上記(靴を脱ぐ)際、私は紐靴を履いて伺うケースが多いため、紐をほどいたり結んだりする際に先様にお待ちいただくことが多く、却って気を遣わせてしまうこともしばしば。その間、お待ちいただくことになり‟妙な間”が生じてしまうのです。

訪問先で靴を脱ぐ機会も多く、そのような場面に慣れている方の中には、紐靴を履きながらもややサイズの大きい靴を履くことで(紐に触れることなく)脱着の手間を省かれている方もいらっしゃいます。それはそれで、先様への配慮(思いやり)に「さすが!」と唸ってしまうのですが、そんな時にオススメの靴があります。

モンクストラップです!

モンク(修道士)が履いていた靴に由来

モンクストラップは、内羽根を履かざるを得ないようなフォーマルな場面以外で履くことができる、ビジネスには打って付けの革靴です。

紐をほどいたり結んだりする手間もなく、ワンタッチで脱着することが可能ですし先様に余計なお気遣いをいただくこともなくなるはずです♪

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