「どう見られているか」「どう見られたいか」を考察したイメージコンサルタント

1960年9月26日、米大統領選挙初となる「テレビ討論会」を開催!

ラジオを聴いていた人々はリチャード・ニクソンンの勝利を確信しました・・・

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長野市のビスポークテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

選挙の結果は、皆さんご存知の通りJ.F.ケネディが勝利を収めました。知名度や現職の副大統領としての実績などを考えると、大方の予想はリチャード・ニクソン優勢だったのですが、なぜ覆ってしまったのでしょうか?その原因は、1960年9月26日に行われた米大統領選挙初のテレビ討論会にあったと言われています。

テレビ討論会当日、テレビ等のメディアよりも各地を遊説することに重きを置いていたニクソン氏は、少々瘦せたせいかシャツの首回りが余っており、やつれた表情。しかもテレビ草創期のカメラの感度たるや(○Kなどと言われる現在とは異なり)非常に悪かったために、強いスポットライトが朝剃ったきりの彼の不精ヒゲを鮮やかに浮かび上がらせたと言います。

しかも着ていたスーツは白黒テレビにメリハリが利かず、画面の暗さに沈んでしまうようなブラウンカラー。彼の発言とは真逆でぼんやりと際立たない印象を視聴者に与えてしまったようです。

一方のケネディ氏は若さや清新なイメージが売りであったことから、それらを助長するような(日焼け?)メイクを施し、ダークネイビースーツにブルーのシャツ・濃い色味のネクタイを絞め、白黒テレビの中でメリハリある存在感を醸し出していたと言います。

それは、(初々しさは否めないものの)視聴者に頼もしき若きリーダーの登場を予感させました。

そして、テレビを観た人々は「ケネディ勝利」を実感し、ラジオを聴いていた人々は「ニクソン勝利」を確信しました。なぜなら議論に勝っていたのはニクソン氏であり、ラジオの聴取者にはニクソン氏のやつれた姿は見えなかったから・・・しかし、当時メディアの中心はテレビに移行していたことから、テレビを観ていた7,000万人と言われる視聴者はケネディ氏のイメージ戦略に魅了され、ご存知の通りの結果となったと言われています。

そんなケネディ氏の取り巻きとして存在したのが、「どう見られているか」「どう見られたいか」を考えるプロ、「イメージコンサルタント」。皆さんは、周囲に自分の存在をどのように認識して欲しいですか?あるいはソレをどのように際立たせたいですか?

要は「見た目が大切」というお話なのですが、自分に好感や興味・関心を持って貰わないと話しに耳を傾けては貰えませんよね。そのような意味において、自分の主義主張をしっかりと伝え・理解して貰うためにも第一印象(見た目)を疎かにはできません。

この大統領選挙では、所詮「良い見た目 > 政策」という傾向から政策(内面)を軽んじてはいないか、という議論もあったようですが、ジェントルブリーズでは「内面を育み、外見を整える」というテーマの下、マナー等の内面についてもお伝えしております♪

最後に・・・(ご存知の通り)その8年後、ニクソン氏は米国37代大統領となり、再選も果たしていることを申し添えておきます。

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