フォーマルスーツは「引き算の美学」・・・嗜好は変わりつつも普遍性と個性を意識されたスーツをリピートいただきました

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

K様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

新潟から再びジェントルブリーズへ

今回、K様からは2着目のオーダー。

現在は新潟県にお住まいとのことでHPの予約フォームからご連絡を頂戴しました。前回のオーダーは2年前、数ケ月後に控えたご友人の結婚式に備えて誂えていただいたのですが、再びジェントルブリーズをお選びいただいたことも嬉しく・感謝の気持ちでいっぱいです。

ブラック地チェック柄からグレー地ストライプ柄へ

2年前はブラック地にウインドウペン柄を配したクラシック且つフォーマルな生地をお選びいただき、3Pスーツとしてお仕立ていただいたのですが、今回はイタリアの名門「DORAGO社」のグレー地にストライプ柄の生地をセレクト。王道のミディアムグレーは落ち着きある雰囲気を助長し、チョークストライプに近いストライプ柄は洗練された大人の雰囲気を醸し出しています。

クラシック且つ普遍的なスタイルを追求

そんなクラシックな佇まいの中にシャープさが宿った着こなしに、サックスブルーのワイシャツとグレー × ワインレッドのレジメンタルタイをコーディネート。大人のパーティースタイルにも使えて、月に何度か袖を通すとおっしゃるビジネスシーンにも打って付けかと思われます(やはり大切な場面ではジャストフィットのオーダースーツです)。

トラウザーズの裾はプレーン(シングル)仕上げ・丈感はK様のご要望によって少し短めとして、ジェントルブリーズ好みのシルエットが完成しました。

フォーマルスーツは‟引き算の美学”

もともと落ち着きがあり・穏やかな印象のK様ですが、この2年の間にご結婚をされたとのこと。環境の変化によってご自身の立ち位置(彼氏⇒夫など)が変わったことで、スーツのカラーや柄などにも前回とは異なる嗜好を感じた次第ではありますが、いずれにしても普遍性を意識されたスーツが仕立て上がったのではないかと自負しております。

フォーマルな席で袖を通すスーツは‟引き算の美学”。

紳士のスーツは決まり事や制約がたくさん存在するため、その中で自分らしさを醸し出すのもスーツを誂える愉しみではないかと思います。そうした結果が、普遍的でありながらパーソナリティーが滲み出るスーツに繋がるのではないかと存じます。

K様、この度のオーダー誠にありがとうございました。

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