‟然るべき時”に着る‟然るべきスーツ”・・・そしてご家族の未来を彩る

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

Y様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

‟然るべき時”のスーツスタイルを

今回Y様がスーツのオーダーをされたきっかけは、ご友人の結婚式に参列する機会を得たことから。加えて春にはお子様の卒園・小学校の入学式などを控え、‟然るべき時”にスーツを着なければならない機会が増えることも、そのきっかけとして挙げられます。

近年、高校を卒業されるとスーツに袖を通すケースも増えますが、‟然るべき時”に‟然るべきスーツ”を所有されている方は希と言っていいでしょう。確かにスーツを所有されている方はいらっしゃいますが、スーツのサイズ感や着こなしは目を覆いたくなることもしばしば。若い時は「若気の至り」で済まされることも多いのですが、社会人として・大人として相応しいスーツスタイルというものも、ご一考いただけたら幸いです(ジェントルブリーズではスーツの着方や着こなしもお伝えしています)。

キャバルリーツイルを用いたダブルブレストスーツ

そうして仕立てられたスーツですが、当初よりY様が希望されていたのは「ダブルブレストのブラウン系のスーツ」ということ。ご自身のスタイルについて明確なイメージをお持ちであることと、ダブルブレストスーツを所望していただいたことについても(大人の嗜みを標榜する)ジェントルブリーズとしても嬉しい限りです。

選ばれた生地はREDA社のブラウン系キャバルリーツイル。キャバルリーツイルとは元々騎士(cavalry)の制服に由来しており、傾斜のある畝模様の綾織が特徴的な生地で、強靭且つ丈夫で重厚感のあるもの。ところがREDA社の生地はイタリアらしい‟しなやかさと滑らかさ”を兼ね備えており、(悪い意味での)野暮ったさのようなものは見受けられません。

こだわりの仕様を用いたクラシックスタイル

主な仕様としては6つボタン2つ掛けのダブルブレストに、腰には斜めに取り付けられたスラントポケットを。袖口ボタンは「本切羽」とし、トラウザーズは4㎝ターンナップ(ダブル)としました。前述のキャバルリーツイルと相まってクラシックな雰囲気を携えた仕上がりになったのではないでしょうか。

ご家族の未来を彩るオーダースーツ

この度のオーダーに際しては、奥様とお子様にも同席いただき生地をご覧いただきました。ご夫妻は二人の小さなお子様のお世話をしながらのオーダーとはなりましたが、ジェントルブリーズは事前ご予約制につき、他のお客様の心配をすることなくお過ごしいただけます。他のお客様への配慮から「子供連れて行くのは憚れる」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、遠慮なくご家族でお出かけいただけましたら幸いでございます。

素敵なご家族の様子などを拝見しつつ、ご友人の結婚式も去ることながらY様ご家族の未来を彩るスーツとして末長く着続けていただけましたら幸いです。

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