入れるべきか入れざるべきか・・・『タック』

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長野市のビスポークテーラー(注文服専門店)〖GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)〗です。

スーツやパンツをオーダーされる際、パンツにタックを入れた方が良いのか入れない方が良いのか・・・悩まれるお客さまは少なくありません。

そんな時、私たちは「どんな場面で着られるか」「椅子に座わられる場面は多いか」または「どんなシルエットで着たいか」等をお伺いし、ご提案させていただいております。

ワンタックパンツ・・・ワタリ巾が広く腰回りにも余裕ができる

世界的には、(少し前から)オーバーシルエットの服が多くなり、それに伴い再びタックの入ったパンツを目にする機会も増えました。

タックのルーツは1920年代の英国、オックスフォードの学生がスカートと見紛うほどのワイドパンツを履いたことに由来しますので、バブル時代然り、服をダボッと着る流行と共に(1周回ってタックが)見直されるのかもしれません。

腰回りからストンとテーパードがかるシルエットがクラシカル

タックのメリットと言いますと、腰回りがゆったりとして、椅子に座った時なども窮屈感を感じることが少ないということ。また、タックによってワタリ巾(太腿付け根部分のパンツの巾)は太くなりますが、(タックの)縦ラインが入ることで野暮ったい印象になることなく、クラシックな雰囲気を醸し出すこともできます。

インタックのパンツ

そして、

タックには幾つかの種類が存在しますが、その代表的なものに折り目が内側に入る「インタック」と外側に入る「アウトタック」。

インタックは英国発祥と言われ、より正統派な着方をされたい方にはこちらをオススメ。

一方アウトタックは米国が発祥と言われていますが、80年代にイタリアブランドが用いたことにより、遊び心のある着こなしをしたい方にオススメです(但し既製服ではこちらが主流)。

タックなし・タックあり・・・気分によって履き替えてみては

入れるべきか入れざるべきか悩ましいタック。

腰回りやワタリが広く履いていて楽であったり、エレガント且つクラシカルで大人っぽい雰囲気が演出できる反面、ノータックと比べてスポーティ且つアクティブな印象に欠けることも。

個人的には、気分と共に履き替えられるようクローゼットの中にタックが入ったパンツを1本用意するのも良いと思われます♪

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