オーダースーツの接客時間・・・かんたん解説

「オーダーメイドでスーツを作りたいのですが、

接客時間はどれくらいを見ておいたら良いでしょう??」

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市中御所のテーラー〖GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)〗のヤマギワです。

接客時間は最低1時間30分を想定していただけましたら幸いです。

そこで今回は、1時間30分ほどの時間を要する当店のオーダーの流れについてお話します。スーツやジャケットをオーダーメイドで誂えたご経験のない方は、「1時間30分もかかるの?」と思われる方も多いかも知れませんが、

①お客さまの用途・使用目的などをヒヤリング

②仕様選択(表地・裏地・釦等のコーディネイト)

③採寸

という行程を考えますと、最低でも1時間30分はご都合をつけていただくことをオススメ致します。

上記3つの行程について、もう少し具体的にお話致しますと・・・

①お客さまの用途・使用目的などをお聞かせ下さい

壁・床・ライティングや調度品など、寛いだ空間でお話を伺います

実はコレが一番重要なのですが、

 *今回オーダーされる動機や目的は何か?(昇進・体系変化・衣替えなど)

 *お客さまがビジネスorプライベートのどちらで着られるのか(あるいは共用なのか)?

 *これまでスーツやジャケットを着られた中で不具合やご不便はなかったか? etc

会話を楽しみながら、可能な限りのお話を伺わせていただきます。

②仕様(表地・裏地・釦等のコーディネイト)を選択していただきます

カノニコの夏生地・・・Vintage仕上げの質感が味わい深い

お客さまがイメージされる用途や目的に応じて約600種類の生地の中から表地をお選びいただき、表地に合った裏地や釦を自由にコーディネイトしていただきます。あまりに多くの生地をご覧になって迷ってしまうお客さまも多いのですが、仕立て上がりをイメージしながら、そんな時間も楽しんで下さい。もちろんヒヤリングさせていただいた内容に応じて、私からもさまざまなご提案をさせていただきます。

③採寸させていただきます

大きな鏡をご覧いただきながら採寸

そしていよいよ採寸です。

肩・バスト・中胴・ウエスト・ヒップなどを図らせていただき、採寸によって算出されたゲージというサンプルジャケットやパンツを履き、細かなサイズ調整(着丈・袖丈・背巾・袖巾・・・)を行います。このゲージを着用していく行程は仮縫いの替わりとなり、各所のフィッティングと実際の着用感をイメージしていただくものとなります。

以上がオーダーの大まかな流れとなりますが、ジェントルブリーズは単なるテーラーに留まることなく、大人の嗜みを誂える特別な空間として(お客さまにご好評いただいている)珈琲を召し上がっていただきながら・JAZZに耳を傾け・オーダーの過程と心地良い時間を楽しんでいただける設えになっております。

とは言え、併設する「ジュエリー工房アステリズム」オーナーの吉田氏も含めてざっくばらんで親しみのある対応を心がけておりますので、肩肘張らずにご来店下さいませ♪

BAR?ではありません・・・念のためw

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