気品と華やかさ・・・然るべき場で装う「美シルエットスーツ」

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

S様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

今回S様からは、社内で開催されるパーティーに間に合うようオーダーを頂戴致しました。そして、パーティーの1週間ほど前、何とかこだわりの3Pスーツを無事ご納品することが叶いました。

普段からビジネスでもスーツを着られているS様ですが、この度のオーダーでは少しだけ光沢のある生地で、パーティーはもちろんのことビジネスでも着用可能な雰囲気で仕上げております。生地色はネイビーで、上品なシャドーストライプが施されたもの。ラペルはピークドラペル仕様で華やかな印象を助長しています。

ピークドラペルは、ダブルブレストスーツなどに用いられることが多いのですが、最近は結婚式やパーティーなどの‟少しだけ華を添えたい”時に選ばれる方も増えています。

そして、袖口のボタンは4個の重ね・「本切羽」としました。

袖口のボタンは元来無かったものであり、それ故袖口を開くという概念はなかったと思われますが、今では‟オーダーメイド感”が感じられる仕様として選ばれる方が増加中。シチュエーションにもよりますが、最下段のボタンをワザと外しておくのも粋な着方と言えます(フォーマルな席では注意が必要です)。

加えて、内ポケット周りを表地で覆う「角台場」仕様をセレクト。

この仕様は「表地を如何に裏側にふんだんに使っているか」という、言わば‟贅沢度”を図る指標とも言えるのですが、ホテルのクロークなどに上衣を預ける際には(台場を)見られていると思っていた方が良いでしょう。クローク担当者はきっと‟着ている方のこだわり”を覗き見しているはずです。

更にウエストコートの裏地はワインレッドのペイズリー柄を。クラシック且つ上品な装いを実現しつつも華やかなパーティーの席にも打って付けとなり、着ている方を引き立てます。

この裏地。上衣の裏地としても同じものが施されますが、ウエストコートの場合は上衣を脱いだ時に露わになり、それだけにセンスが問われるものとご理解下さい。

気品溢れる仕立て上がりとなった今回のオーダー。高身長で存在感のあるS様が袖を通すことによって、パーティー会場にも華を添える一着となるのではないでしょうか。

ご用命いただき、ありがとうございました!

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