英国の田園風景を彷彿とさせるクラシックな結婚式・・・新郎のオーダースーツ

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

Y様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

今回Y様には、ご自身の結婚式で着られるスーツをお仕立ていただきました。オーダーは奥様と共に、そして結婚式のイメージをお二人がしっかりと共有されていらっしゃり、スーツの色味やディテールなどもイメージと合致するものをお選びいただきました。

お式当日に履かれるというパラブーツのデッキシューズを持参され、まずは仕立て上がったスーツとのコーディネートをご確認。ブラウンのデッキシューズにベージュ&ヘンリンボーン柄のスーツのバランスが秀逸であることはもちろんのこと、結婚式のナチュラルなイメージを具体化できる装いになったかと存じます。

トラウザーズはクラシカルに2本のタックを施し、腰回りがゆったりとしながらも裾に向かってテーパードがかったシルエットに。それはまるで、古き善き時代の田園地帯に佇む英国紳士の様相です。

ウエストコートはダブル仕様。エレガントな印象を与えつつも、6つボタンでVゾーンが狭くなるため、こちらもクラシックな雰囲気を助長するものとなっています。選ばれたボタンも薄めの色合いで畏まらずにカジュアルな印象になるものに。こんな細かな所にもお二人の‟理想とされる結婚式”への想いが詰まっているのです。

上衣を脱ぐとこんな感じに。結婚式当日に被られるであろうハンティング帽との相性も抜群です。

オーダーに来店された時には奥様が着られるドレスも決まっており、その隣に相応しいスーツをご夫婦であれこれ考えられたのしょう。ネットで検索した画像などをお持ちいただき(全く同じ生地があるとは限りませんが)、イメージに合った生地とディテールでオーダーを頂戴致しました。

但し、結婚されるお二人のイメージが明確でなければならないか・・・というと決してそのようなこともなく、むしろ漠然とされている方が多く、イメージを固めながらご相談に乗らせていただきますのでご安心を。

11月の結婚式・・・素敵な一日になったかと存じます。

Y様ご夫妻、改めておめでとうございます!

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