然るべきお立場の方が・然るべき場(公の場)で纏うスーツの条件
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
S様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
然るべきお立場に相応しいスーツとは?
S様は、とある経営者の会で奥様を通じて知り合い、遠路おいそがしい中をご都合を付けていただきご来店下さいました。S様にとって、企業の代表であるというお立場上スーツは必須アイテムであり、同時に「ただスーツを着ていれば事足りる」というものではないということも熟知していらっしゃいます。ですから、これまでもスーツを仕立てられたご経験もおありで‟ジャストフィットスーツを纏うことの重要性”を体現すべく、初めてジェントルブリーズをお尋ねいただいた次第です。

然るべき場(公の場)に相応しいスーツとは?
では「然るべき場(公の場)に相応しいスーツ」とはいったいどんなスーツなのでしょうか?前述の通り、まずもってサイズが合った「ジャストフィットスーツ」であること。なぜならジャストフィットスーツは「美しいシルエット」を生み、それは着ている方ご自身の存在を引き立てます。加えて然るべき場では、そのお立場に相応しい存在感が必要と言え、コミュニケーションを重ねていく中で(やがて)信頼へと昇華していくものだと信じて疑いません。

3Pスーツであることの意味とは?
そしてそれは、ウエストコート(ベスト)と共に誂えた3Pスーツであることが好ましいと考えます。なぜならワイシャツは下着を由来とし、ウエストコートを着ていれば上衣を脱がざるを得ない場合でも‟下着姿”になることなく、そのお立場としての責任を保てるというわけです。施設の空調や飲酒の有無などによって気温の体感は異なりますし、いかなる時もフォーマルな姿勢を維持するためにもウエストコートを仕立てておくと安心です。

一着のスーツが背負っているモノ
これまで①「ジャストフィットスーツ」であることや②「美しいシルエット」・③「ウエストコートの必要性」についてお伝えしてきました。そして更に強く申し上げたいことが‟然るべきお立場の方が・然るべき場(公の場)で着ているスーツは貴方お一人のものではない”・・・ということです。つまり然るべきお立場の方の後ろには、企業の看板(信用)・従業員(スタッフ・部下)が厳然と存在しており、‟そのスーツ”は企業やそこで働く方々を背負っているのだということ。
‟サイズが合った3Pスーツを美しいシルエットで纏うこと”は、企業の信頼にも直結するものだとお考えいただけましたら幸いです。
そんなスーツを体現していただいたS様。この度のオーダーありがとうございました。

◆◇公式LINEで‟こだわり”のモノなど「大人の嗜み」に関するコラムを発信しています◇◆
ご相談・ご来店予約・お問い合わせなども承ります
LINE友だち登録はコチラから