お盆のご焼香・・・礼服?スーツ?ジャケパン?・・・ネクタイは締めた方が良いのか?
「お盆に知人宅へご焼香に行くのですが、
どんな服装が好ましいのか分からないんですよね・・・」
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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
もうすぐ8月・・・お盆にご先祖様や故人を供養するため、親戚や知人宅へご焼香に伺う機会がある方もいらっしゃるかと存じます。今回は、そのような時にどんな服装で訪問すべきで・何が失礼にならないのか・紳士の場合について、そのポイントをまとめてみました。
お盆に間違いのない服装(ジャケット・トラウザーズ)
まず、お盆のご焼香は通夜や告別式ほど厳格な喪服を求められる場ではありません。とは言え、あまりにもラフな服装はマナー違反。基本は「落ち着いた色合い」「清潔感」「きちんと感」を意識することが大切です。
具体的には、黒・ネイビー(~ダークネイビー)・ダークグレーなど暗めの色味のジャケットを羽織ることをオススメします。また、シャツは白の無地が最も好ましいのですが、薄いブルーや淡いグレーなどの落ち着いた色でも問題ありません。ボトムスも同系色のトラウザーズを選び、カジュアル感が強いジーンズやチノパンは避けましょう。

お盆に間違いのない服飾小物
服以外に関して・・・足元は黒やダークブラウンの革靴を履き、スニーカーやサンダルは控えます。ベルトもシンプルで派手なバックルのないものを選ぶと安心。ネクタイを締める場合は必ずしも黒でなくてもかまいませんが、無地の落ち着いた色を締めておくと失礼のない・きちんとした印象を与えられます。迷われる場合や訪問先が格式を重んじるご家庭であれば、黒のネクタイを着用するのが無難と言えます。

マナー違反となる服装
逆にマナー違反となるのは、派手な色や柄のシャツ・原色のネクタイ・短パン・ノースリーブ及び華美なジュエリーなどです。また、香りの強い香水をつけて行くことも控えるべき。ご焼香はお香の香りを大切にする場ですので、清潔感は大事にしつつ無香料を意識して下さい。
故人やそのご家族への感謝と敬意を
地域や家ごとのしきたりによって、服装の基準は多少異なることもありますが、心配な場合は「平服でお越し下さい」と案内されても、落ち着いたジャケパンスタイルで伺うと良いでしょう。お盆は故人やそのご家族に感謝と敬意を示す大切な場ですので、服装にもその気持ちを表す心構えを持つことが″大人の嗜み”だと考えます。
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