「既製服では収まりきれない問題」・・・‟大人の嗜み”としてオーダーメイドスーツで解決する

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

K様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

イタリアの名門「canonico(カノニコ)」で誂える

この度K様はWEB検索によってジェントルブリーズを見つけていただき、HPからご予約いただいた上で遠路ご来店。ご多用の中を時間を割いていただきつつも生地選びやディテールを決めるプロセスなど、愉しんでいただけたのではないでしょうか。そうして選ばれた生地は、(チェック柄やストライプ柄などもご覧になった上で)明るめネイビーの無地。無地とは言え鮮やかな色艶としなやかなドレープ感を生み出す生地はイタリアの名門「canonico(カノニコ)」の、ひと目で上質と分かるもの。

ディテールにこだわった「珠玉の3Pスーツ」

仕立て上がったスーツはウェストコートを含めた3Pスーツ・・・K様のお立場に相応しい一着になったと存じます。主なディテールとしてはフロントボタンを3つボタンの段返りとし、バルカ仕様の胸ポケットを。肩幅の広いK様の特徴に合わせたラペル幅(少し幅広にしました)も全体のバランスを整えるのに十分と言えます。

加えてウェストコートには襟を付け、上衣を脱いでもキッチリ感を損なうことなく着こなせる仕様にしました。

既製服では収まりきれないアスリート体型

そんなK様は学生時代にスポーツをされていたアスリート体型。広い肩幅と鍛え上げられた胸板・厚い胸板に比べて絞られたウエスト・そして発達した太腿・・・スーツのサイズを体の部位のいずれかに合わせると、どこかがキツ過ぎたり(あるいは)緩すぎたりと既製服では収まりきれない体の持ち主でいらっしゃいます。そのようなお困りごとを解決する手段として、今回K様はオーダーメイドスーツという選択をされました。

仕立て上がったスーツをご試着いただくと、上衣は肩がしっかりと収まりながらも中胴(ウェスト)はシェイプされ、トラウザーズはジャストサイズのウェストとヒップ、そして太腿を包み込みながらも裾に向かってテーパードがかった綺麗なシルエットが、既製服にはない「着心地」と「美しさ」を生み出しています。

ご自身のお立場に相応しい装いを

K様は30代。一般的にみても30代というのは20代の時のように「若気の至り」が許される範囲は狭くなり、かのエイブラハム・リンカーンの言葉通り、来たるべき40代を見据えて「自分の顔に責任を持たなければならない」年代と言えます(私自身も経験的に同感致します)。加えてK様は責任のあるお立場を踏まえて、「ご自身をどう見せなければいけないのか」を熟考されつつスーツを誂えられたのではないかと推察致します。スーツの着方や着こなしで第一印象はもちろんのこと、信頼関係の構築などビジネスにおいても欠くことできないアドバンテージを得ることができるもの・・・それも大人が負うべき「責任」の一つのような気がします。

K様、この度のオーダー誠にありがとうございました。

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