数あるテーラーの中から･･･ジェントルブリーズで仕立てた‟王道ネービー無地２Pスーツ”の出来映え

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE（ジェントルブリーズ）／ヤマギワです。

Ｓ様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

ネイビーから誂える

今回Ｓ様が選ばれた生地は「ネイビー無地」。

既に何着かのスーツは所有されていると推察しますが、ジェントルブリーズで仕立てる一着目として「まず持つべきスーツ」と言われるネイビーカラーをセレクト。新たなテーラーで仕立てる上で、遊び心溢れる生地というよりは『王道生地をどのように仕立てるか』を、良い意味でしっかり見極められているような気が致しました。

テーラーを見極める

実はこのようなお客様の視点は大正解。

ぜひ皆様にも心得ていただきことなのです。テーラーというのはお客様にとっての100点満点を目指して採寸を行ない仕立てていくわけですが、1着目よりも2着目、2着目よりも3着目はより良い出来映えにしたいとも考えております。そうした意味において「このテーラーはどのような特徴（癖とも言います）があるのかを見極めることは、とても重要であるとお考え下さい。

ジェントルブリーズでは一般論を突き詰めるのではなく、一般論を背景として‟そのお客様に合った一着”を突き詰めてまいります。とは言え、（私が言うのも憚られますが）ご自身にとって「そのテーラーが合う・合わない」ということも含めてご判断いただくことをオススメ致します。

仕立て上がりを見る

そうして仕立て上がったスーツ。肩のラインが袖に向かってスッと落ち・背中にも余計な皺が見当たらない出来映え・ジャストフィットによる実に美しいシルエットが完成しました。同時にＳ様にも合格点を頂戴し、（一着目の出来映えとして）僭越ながらご満足いただけたのではないかと自負しております。

『王道ネイビー』とは言え、Ｓ様のこだわりも入れ込んでおります。

スラント（斜め）仕様の腰ポケットに、裏地はクラシックなペイズリー柄に加えてアズーロ・エ・マローネを地で行くブラウンカラーを選ばれ、ネイビーとの抜群のコントラストを生み出し、それはそれは上品な仕上がりになりました。

数あるテーラーの中から･･･

ビジネスでも袖を通す機会が多いとおっしゃるＳ様。今回、間違いのない生地選びでジャストサイズスーツを手に入れられましたが、（体型等の変化も含めて）着用していくうちに気づかれる点もおありかと存じます。そんな時には遠慮なくおっしゃっていただけましたら幸いです。

そして、数あるテーラーの中からジェントルブリーズを見つけていただき・お選びいただけたこと、心より嬉しく存じます。

この度のオーダー、誠にありがとうございました。

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