ご子息の結婚式で袖を通す・・・新郎父がオーダーされたスーツ
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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
S様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
ご子息の結婚式で袖を通すスーツを
この度のオーダーは、S様のご子息の結婚式で着られるスーツ。
近年の結婚式はカジュアル化が進み、結婚されるお二人の親御さんもモーニングや留袖ではなくスーツやワンピースという方も増えました。実際には新郎新婦が「どのような結婚式にしたいか」という嗜好に親御さんが合わせるという傾向が強いように感じてます。S様の場合も、ご両家や新郎新婦のご意向を踏まえて「お父様はスーツで」ということになられたようですが、実際にネットで検索をして見つけていただいたのがご子息であったと伺い、嬉しい気持ちでいっぱいです。
こだわりの生地選び
そんなS様が選ばれた生地は、ダークネイビーの無地。
落ち着いた雰囲気とフォーマルな印象を併せ持つ、イタリアの名門「canonico(カノニコ)」のものです。羊の脂分を含んだしっとりトロトロの手触りが秀逸で、ひと目でただ者ではない生地であることが判ります。
ディテール(仕様)の妙
今回はダブルブレスト仕様を選択。生地色の印象に加えて厳格且つ威厳のある装いとなりました。ボタンは6つボタンの2つ掛けとし、Vゾーンの狭まるクラシックな印象を与えるもの。とは言え腰ポケットは斜め(スラント)とし、裏地も派手過ぎず地味過ぎずで随所にご自身なりのこだわりも取り込み、オリジナリティー満載の仕立て上がりとなっています。
佳き日になりますように
細身でスタイルの良いS様ですが、「ダボッとした印象とならずに(しっかりと)絞りの利いた仕上がりを」というご要望でしたので、スタイルの良さを助長できる着こなしを意識しながら採寸をさせていただきました。ご子息の人生の節目に袖を通すスーツ・・・気に入っていただけましたら幸いです。
10月結婚式、佳き日になりますように。
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