友人の結婚式で袖を通す・・・アスリートが誂えたオーダースーツ

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

T様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

生地(ライトネイビー×チョークストライプ柄)

T様がジェントルブリーズでスーツをオーダーしていただいたきっかけは、ジュエリー工房アステリズムにて(ご自身の)結婚指輪をオーダーされたこと。ご夫妻共にアステリズムオーナーの吉田氏と意気投合し、ご友人の結婚式に着られるスーツとして当店をお選びいただきました。そうして手にした生地はライトネイビーのチョークストライプ柄。T様の陽に焼けた肌との相性が抜群で、誠実でありながらも艶のある佇まいとなりました。

こだわりのディテール

主なディテールとしては、斜め(スラント仕様)に取り付けられた腰ポケット・見えない所にもこだわられた「本台場」仕様・黒ベースのボタンは樹脂素材でありながらもシルバーに縁どられた光沢を放つものに。

そして、スリーピースとしてウェストコート(ベスト)も仕立てられました。

スーツをオーダーされる場合、多くの方がウェストコートをお仕立ていただくケースも増えてきました。上衣を脱いだ時でもウェストコートを着ているだけでフォーマル度が上がり、信頼感も醸成できるというものです。

友人の結婚式を祝うスーツ

いつもお伝えしていることですが、ご友人の人生の節目に際して数ヶ月も前から身支度を整え・お祝いの席に備える心持ちというのは実に尊く、敬意を払うべき姿勢だと思っています。その際にお伝えしているポイントは「ビジネスでも着るかどうか」ということ。パーティーの席に相応しいスーツとして華やかな生地を選ばれる方もいらっしゃいますが、パーティーやイベント用として仕立てるのであれば問題ないかと思われます。ところが「ビジネスでも着る」ということですと、殊にご注意いただきたいのは裏地。スリーピーススーツの場合、上衣を脱いだ時にウェストコートの裏地が露呈します。そこであまりに華やか(派手)な裏地ですと、その場に相応しいとは言い難い身仕度となってしまいます。

‟その場に馴染む”ということは、服装を選ぶ上で大きなポイントとなることをお忘れなく。

最後に(アスリートこそオーダースーツを)

T様はサッカーのクラブチームに所属されているアスリート。強靭な太腿に反してウエストは絞られ、発達した胸筋に比べて引き締まった胴周り・・・こうしたアスリート体型のスーツはオーダーメイドでなければ解決できないもの。この度は結婚指輪のご縁からスーツのオーダーを頂戴したのですが、奥様とも共通の知人の話題もあり愉しい時間を過ごさせていただきました。間もなく「親」となるご夫妻・・・末永くお幸せに。

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