結婚式の‟本質”を知るお二人が選んだスーツ・・・#新郎のオーダースーツ

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

F様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

生地選び(チェック&ダークブラウン)

F様が選ばれた生地はダークブラウンに大きめの格子が描かれたチェック柄。

クラシック且つチャーミングな印象を併せ持つ生地でチェックとしては珍しいデザインなのですが、決して奇抜な印象ではなく落ち着きある佇まいといった様相の一着に仕上がりました。

ディテール(フォーマルとカジュアルの絶妙なバランス)

とは言えガチガチに落ち着きあるテイストかというと、ボタンのカラーをライトブラウンにすることで程良い‟抜け感”が生まれ、「フォーマル時々カジュアル」といった驚くほど絶妙なバランスを保っています。

そして、ウェストコートは6つボタン。上衣が3つボタン段返り仕様であることから、ウェストコートのVゾーンも少し狭めてクラシックな雰囲気に統一しています。ワインレッドの裏地も派手になることなく、しっくりとスーツ全体に溶け込んでいます。

「結婚式の本質」とは

今回、F様はご自身の結婚式にお召しになるスーツとしてオーダーを頂戴しました。聞けば昔ながらの築100年以上のご実家で挙げられる、言わば「祝言」という言葉に相応しいお式とのこと。近年の流れとして、大人数のゲストをお招きするというよりも親しい人たちだけをお招きし、アットホームな雰囲気で結婚式を挙げられる方も多いと聞きます。昔々、結婚式場などがなかった時代のことを考えると、今またそのような時代に戻っているような気もします。実に本質的で素晴らしいことかと。

末永くお幸せに

そんな結婚式に相応しい一着が、ご夫婦となられるお二人が生地から選ばれ仕立て上がりました。当日の新郎新婦のお姿を拝見できないのは残念でなりませんが、またお写真などを見せていただきたいと存じます。

10月の結婚式・・・心よりお祝いを申し上げます!そして、末永くお幸せに!

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