ご友人の結婚式に向けて誂える･･･尊い気持ちが詰まったオーダースーツ

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE（ジェントルブリーズ）／ヤマギワです。

Ｋ様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

今回オーダーをいただいたのは、ウェストコートを備えたスリーピーススーツ。

オーダーに際してお話を伺う中で、Ｋ様からは「遊び心」というよりも「きっちりと着たい」という意識が感じられ、仕立て上がったスーツはジャストフィットの‟正統派”。

お選びいただいた生地は、「REDA社」のダークネイビー地にストライプ柄をあしらったもの。20代のＫ様には落ち着き過ぎかと少し心配しておりましたが、ご自身のクールな雰囲気に合致した素敵な着こなしに。

この度のオーダーは、ご友人の結婚式に参列するためのもの。

よくあるパターンとしては、結婚式に参列する前日にスーツを着用し「太ってしまってボタンが閉まらない･･･どうしたものか」というお困りごと。そのようなケースの場合、概して急遽既製服を購入するか・挙式披露宴を通して（強引に留めた）ボタンが弾けないように心配しながら参列するかのいずれかとなります。そして、結果的に新郎新婦の晴れ姿どころではなくなり、気もそぞろに時間を過ごすことに。

このようなケースとは真逆とも言えるＫ様の「友人の人生の節目に際して数ヶ月も前からお祝いの準備を進める」という心がけは、ご友人様との素敵な関係性を想像させると同時に、とても尊いものだと感銘を受けます。