スーツ上級者に見る「ビジネスで着るべきスーツのお手本」
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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
N様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
今回N様には、2着同時にオーダーをいただきました。
1着はカノニコの、ブラック地にシャドーストライプが施されたスーツ。もう1着はゼニアのダークネイビーストライプ。いずれもビジネスで着用されることを想定され、N様のお立場に相応しい生地をセレクトしていただいた上で、至高の2着が仕立て上がりました。
まずカノニコの生地で仕立てたスーツですが、こちらはブラックベースだけにフォーマルな席にも打って付け。上品なシャドーストライプ柄は華やかな場にさり気なく馴染み、オーダーメイドが生み出すジャストフィット感によって‟着る人”を引き立てることは間違いありません。
更にはボタンは「焼き本水牛」をお選びいただき、漆黒の本体にダークブラウンの縁取りがスーツ自体の唯一無二な印象を助長しています。
ゼニアで仕立てた生地は色味やラインのデザインなどが特殊で、シャドーストライプとは異なる艶やかな印象に(画像ではその質感がお伝えできないのが残念です)。しなやかでありながらもシャープな雰囲気を醸し出すスーツとして仕立て上がりました。
そんな「生地の王様」で誂えたスーツですが、裏地には遊び心を。少し派手めのペーズリー柄は、クラシックな印象も感じられる柄だけに、ゼニアにバランスよく収まりました。
この度のオーダーは、普段からスーツを着ていらっしゃるN様だからこそのセレクト。お手持ちのワードローブを考え合わせつつ、極上の生地でお仕立ていただきました。ビジネスにも遊び心や気持ちの余裕を感じられる1着・・・勉強させていただきました。
N様、オーダーありがとうございました。
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