#新郎コーデ 人生の節目の特別な日のオーダースーツ
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
I様が誂えたスーツが仕立て上がりました。
I様がオーダーされたきっかけは、ご自身の結婚式。お色直し後にお召しになる、奥様のカラードレスに合わせるご衣裳としてスーツを仕立てられました。
人生の節目の特別な日の一着は、憧れの男性が格好良く着こなしていらっしゃったというグレーの生地。上品な雰囲気は醸し出しつつも、落ち着き過ぎない(比較的)明るめのグレー。あらかじめ決めて来られたカラードレスとの相性も抜群です。
また、ウエストコートのVゾーンから垣間見える裏地も、シルバーのような光沢があるペイズリー柄。クラシックでありながらも、決して地味になり過ぎない華やいだ印象となりました。
そして、特筆すべきはボタンです。
ボタンというのは、生地全体に比べると表面積は少ないものでありながら、スーツの雰囲気全体を決める重要な要素となり得ます。ボタン自体の色調が明るければカジュアルに寄りますし、濃い目の色味を選ばれると引き締まった印象となります。
そうした意味においてI様がセレクトされたボタンは濃茶と薄茶のグラデーションの円周をシルバーカラーで囲んでいる、ある意味難しさはありつつも、結果的に抜群のコーディネートとオーダーメイド感に溢れる仕上がりを実現しました。
トラウザーズはタックを1本施し、腰回りに余裕を持たせたクラシックスタイル。ここ1年程、クラシック回帰の様相なのかタックを入れたいとおっしゃるお客様も増えつつあります。私は個人的にも好きな仕様ではありますが、今回は英国仕様ということで‟インタック”とさせていただきました。
生地選びやオーダーの際には奥様やお子様、お友達なども同席され終始賑やかな時間となり、私としてもこれから先のご夫妻やお友達との関係性なども想像できる楽しい時間を過ごすことができました。心より感謝を申し上げます。
そして、末永いお幸せを!
Congratulation!
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