人生の節目を彩り、新生活のモチベーションを上げるオーダースーツ

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長野市中御所のテーラー・GENTLE BREEZE（ジェントルブリーズ）／ヤマギワです。

K様が誂えたスーツが仕立て上がりました。

K様はこの3月に大学を卒業され、4月からは進学されるとのこと。

「卒業式に間に合えば嬉しいですけど、4月以降も着る機会が増えると思うので･･･」

とおっしゃっていただきましたが、何とか卒業式に間に合うタイミングでご納品させていただきました。言わば人生の節目と新生活に合わせてオーダーをいただいたスーツということになります。

今回K様にお選びいただいたスーツは、グレー地に淡いブルーでウインドウペンのチェック柄をあしらった3Pスーツ。クラシックなテイストで羽織っていただける雰囲気ではありますが、けっして地味になり過ぎることのない‟可愛らしさ”も併せ持っています。ボタンも生地のブルーを拾った青みがかったものをセレクトされ、オーダーメイド感が助長される「本切羽」仕様としました。

そして、ウエストコート（ベスト）もオーダーをいただき、上衣やウエストコートの裏地はこだわりの花柄に。こちらの裏地は生地単体でみると一見派手な印象を持ちますが、上衣やウエストコートの裏地として収まると上品な仕上がりとなります。ここは‟イメージを如何に膨らませることができるか”ということに尽きますが、そんな時間もお楽しみいただけたのではないかと推察しております。

またトラウザーズの裾は折り返しのあるターンナップ（ダブル）仕様で、こちらもクラシックな印象に。トラウザーズの裾が折り返されることで、生地に一定の重みが生じて足首に向かってストンと落ち、脚のラインが美しく見映えがします。ウインドウペンのラインが、縫い合わせ部分においても一部の隙もなくズレていないのもオーダーメイドならではです。