思い出の服には格別な想い入れがあるもの・・・「お直し」のご相談も承ります
「20年前に購入したジャケットなんですが当時と体型がすっかり変わってしまって・・・
お直しをしたら着られますかね?思い出深いジャケットなもので・・・」
ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。
長野市のテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。
当店では過去に(他店も含めて)購入されたスーツやジャケットの「お直し」を承っています。
お直しの動機はお客さまによってそれぞれではありますが、最も多いのは「体型が変わってしまって・・・」というもの。けっして太ってしまったという理由ばかりではなく、「ダイエットをして痩せたので」という理由も多く、せっかく気に入って購入した服を着続けたいという想いが伝わってまいります。
それでも、何でもかんでもお直しができるかというと限界もあり、デザインやシルエットが崩れてしまわないように配慮する必要はあります。体重増加によって「ウエスト幅を広げたい」、あるいは「お腹が出たことにより上衣の胴回りを広げたい」というご依頼は、単純に広げられる生地がどれくらい(何㎝)あるかによって限界が決まります。
また、「上衣の丈を短くしたい」というご要望であれば、丈を短くすることによって上衣の腰ポケットの位置バランスがおかしくならないか、注意を払わねばなりません。
結論を申しますと、‟実際にスーツやジャケットを拝見させていただいた上で判断をさせていただきたい”ということになりますが、お直しを希望される方は「その服への愛着」を持っていらっしゃる方が大半で、検討に検討を重ねて「お直しの可否」を判断させていただきたいと思います。
とは言え、結果的に「買った方が安く上がるかも」ということも有り得ますので、お見積りをご覧いただきながら最終的にご判断下さい。
「お直し」と言えども、お客さまにとっては大切な1着。その過程も愉しみつつお話できましたら幸いです。
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