ジャケパンスタイルの「コーディネート術」【基礎編】

「スーツだと堅苦しいし、かと言ってTシャツとデニムではカジュアル過ぎる･･･

そんな場面で着られるジャケパンスタイルに挑戦したいのですが難しくて（泣）」

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長野市のビスポークテーラー・GENTLE BREEZE（ジェントルブリーズ）／ヤマギワです。

結構な頻度でお客さまから伺うお話。

仕事や冠婚葬祭など、大概の場合はスーツを着ていれば間違いないのですが、然るべき場に出る時にジャケットくらいは羽織りたいのだけれど、手持ちのパンツに「どう合わせたら良いか分からない」というのは切実な問題です。加えて昨今のビジネススタイルのカジュアル化によって、「会社でジャケパンOKになったんだけど、何を着たら良いのやら･･･」というお声も。スーツならせいぜいシャツとネクタイのコーディネートで事足りていたものが、時代の流れによってカジュアル化が進んだことで、上下の合わせ方でファッションセンスが問われてしまう時代なのです。

今回は、皆さんが1本は所有されているであろうデニムパンツに、どのようなジャケットをコーディネートしたら良いか、その鉄則をお伝えしたいと思います。

デニムパンツに最も合わせやすいジャケットと言えば、やはりネイビージャケットということになるでしょうか。ネイビージャケットにデニムとスニーカー・ローファーなどを合わせるコーディネートは、IVYにも通ずる間違いのない鉄板とも言えます。シャツは白無地でも良いでしょうし、画像（下）のようなトリコロールカラー（ネイビー・赤・白）も面白いかと思われます。

また、応用編としてダブルブレストのネイビージャケットなどもオススメ。インナーは綺麗めのＴシャツなどで合わせるも良し、ニットポロシャツなどを合わせるも良し。柄が入ると難しくなりますので、最初は無地の方が無難にキマると思われます。カラーは（服のコーディネートは「3色」に収めることが原則ですので）、下の画像ですと「ネイビー＋黒（革靴） + α」とし、迷ったら清潔感のある「白」を合わせるのが良いでしょう。