服装術という範疇を超えた‟男性がジュエリーを身に着けることの意味”

古来より男性は・・・狩りに出掛けて獲物を持ち帰る・無事に帰還する

などの願掛けやお守りの意味で獲物の牙や爪を首から下げていました(ジュエリーの起源)

ブログをご覧をいただきまして、誠にありがとうございます。

長野市のビスポークテーラー・GENTLE BREEZE(ジェントルブリーズ)/ヤマギワです。

私は狩猟には出かけませんが(笑)、今回は2年前にジュエリー工房アステリズムで誂えたリングのお話。

(現在はジェントルブリーズと同スペースで店舗を構えていますが)移転前のアステリズムにたまたま立ち寄り、そこでたまたま出会えたスキャポライトに一目惚れ。

スキャポライトのキャッツアイが美しく

その後、石(スキャポライト)を購入したまま数ヶ月寝かせつつ、どんなジュエリーに仕立てて貰おうかと思案。結果、「自分が見て楽しみたい」という想いから『リング』を造って欲しいという希望を伝えました。すると「何か好きなモチーフはありますか?」と尋ねられたので「ヴィンテージカーが好き(特にグリルやバンパー)」と答え、後日LINEで参考画像(古い車ばかり)を送りました。

そうして出来上がってきたデザイン画は2案。

デザイン画で完成イメージも膨らみます(現在はタブレットを用い、よりリアルなデザイン画となっています)

どちらも素敵でしたが、苦渋の決断でそのうちの1つを選びました。私にとってはデザインはすっかりお任せしつつ、何より「10年以上の付き合いがあるアステリズム/吉田氏が造ったものを身に付ける」ことが重要でした。

デザイン画にはないパーツが登場!自称「吉田留め」によってスキャポライトを固定

出来映えは、、、

身に付ける者の趣味趣向を考慮し、偏ったこだわりが強い私の想像を遥かに超えた、まさに感動に値するモノでした。

つや消しの網目(グリル)とポリッシュのコントラスト。

随所に見られるRの美しさ。

ホワイトゴールドとイエローゴールドの艶。

ゴツさ寸止めのバランス感覚。

ギリギリいやらしさを感じさせない品格。

装着したい左人指し指を意識したデザイン。

そして、一見装着感が悪そうでいて抜群の着け心地…etc

結婚指輪や手持ちの腕時計との相性も抜群

制作に際しては、細かなデザインを指定するよりもたいへんな作業であったと推察しますが、ユーザーの想いに見事に応えた逸品。感謝以外の何物でもありません。

私は服装術の一種(自分の身を飾るもの)としてジュエリーをオーダーしたのですが、造り手や家族・スキャポライトに込められた石言葉との偶然の出会いなど、実にたくさんの想いが詰まっているという意味において、結果的に服装術という範疇を超えた大切な『お守り』になりました♪

ちなみにスキャポライトの石言葉の一つが「自立」。

社会という戦場?!で生き残り、理想のライフスタイルを確立することができますように(祈)

大切なお守りとして

仕事上、身に着けられるジュエリーが限定されてしまう男性諸氏もいらっしゃるかと思いますが、服装術(大人の嗜み)としてはもちろんのこと、お守りや願掛け(軽いおまじない位の気持ちです)としてジュエリーを誂えることで人生に彩りを与えられることも一考です。

なお、今回ご紹介したリングの「現物」をご覧になりたい方は、概ねジェントルブリーズに置いております(もしくは装着しております)ので、ぜひ手に取ってご覧になって下さい♪

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